jupyter-themesでダーク系のテーマでもgrade3みたいな感じにする
Windows上でJupyter Notebookを使い始めた。
早速Vim-bindingにしてみたり、jupyter-themesで画面をダーク系にしてみたりと楽しんでいる(?)
ところが、このjupyter-themesのテーマ、不満な点が一つだけあった。
以下のコマンドでダーク系のmonokaiテーマへ切り替える。
ちなみに-vimはVim-bindingを入れてる人用のオプション、-N -Tでファイル名やツールバー表示。
> jt -f inconsolata -t monokai -vim -N -T
結果がこの通り。
うーむ。
デフォルトのgrade3(↓)みたいに、コードセルだけ違う色にしてあとは背景に沈ませてほしい…
今のままだとセルが全部光っていてどこを見ればいいかわかり辛い。
コレを解決するには、テーマ切り替え時のオプションに-altmdを追加してやればよい。
> jt -f inconsolata -t monokai -vim -N -T -altmd
適用するとこんな感じ。
まだ出力セルが少し明るいが、これはスタイルファイルの編集でなんとかなる。
スタイルファイル(.less)が
(Anacondaインストールディレクトリ)\Anaconda3\Lib\site-packages\jupyterthemes\styles\
にあるので編集する。
出力セルの背景色は@cc-output-bgの値を変更すればOK。
スタイルファイルを増やせばちゃんとjtコマンドで設定できるので自作テーマももちろん作れる。
以上。
grade3がデフォルトで背景にテキストやmdが沈むようになっているのはstylefx.pyでgrade3だけ特別処理されてるとか、-altmdオプションは公式readmeでも説明がないとか色々悩んだけどなんとかなった…